お仕事の種類
電子書籍制作といっても、いろんな仕事の依頼がきます。
もちろん、既に出版している本の電子化。これは印刷データのある場合とない場合。
ある場合は、印刷会社さんが電子書籍制作も行う場合もあります。
あと紙の形でしか残ってない場合、これは一時自炊業者さんがたくさん出来て1ページ何円とかでやっていた時があって、すごい安く出来るイメージがありますけど、電子書籍で出版出来るレベルまでで制作するのは何円では出来ません。
ただスキャンしただけではやっぱり少しゆがんだり、汚れがついていたり、いろいろです。もちろんフィックスにするにしろ、リフローにするにしろOCRもないと検索も出来ません。
きれいにきれいに出来るだけ印刷データに近い形で(もちろん同じは無理ですけど)、制作します。
次に一般には流通していないけど、書籍・雑誌・新聞の形になっているもの。カタログ、社内報、社史などなど。結構これも多いです。
古い会社さんとかですと結構大量にたまっていたりするようです。
問い合わせが来たりするときに書籍の形だと検索するのが大変です。
OCRを掛けると100%は無理ですけど、かなりの確率で検索可能になります。
どうしても全文検索がしたいという場合は、OCR掛けたテキストを元に文字起こしもさせて頂きますが、これは人間の目で修正という形になりますので、価格としては高くなります。
あとは自費出版。これは原稿がある場合とない場合、どちらでも。
書きたい事伝えたい事があれば、ご相談に乗らせて頂きます。
なんでもいいから本を出したいという方もいらっしゃいますけど、お話をしているとその人しか書けない内容って誰にでもあるのだと私は思っています。
制作だけでなく、これだけたくさんのサイトに配信出来る会社は関西では結構珍しいと自負しております。
Amazonだけっていう会社は多いですけどね。
あとはデータの加工や書類のデータ化など、なんでもご相談頂ければ、いろいろ対応させて頂きます。
予想外の依頼って結構多いです。
とりあえず、弊社に頼んで後悔されないように日々精進してまいります。
ひま?
納品データをDVDで納品する場合があるんですが、カラーだったりページ数が多かったりすると作業自体もサクサク進まなかったりするんですが、最後のDVDに焼くのが一番時間がかかります。
あんまり他の作業をするとPCが重くなるような気もするし、負荷のかからないことをちょこちょことしていると、なんだかヒマなような。。。
瞬間コピーとか出来ないかな?
何台とかに分けて作業しても元は一緒だからね。
まあ基本、私が会社で一番ヒマな人ではあるんだけど。
電子化について
書類やカタログ、もちろん書籍も電子化が簡単な時代になりました。
スマホのカメラでパシャと写真にしただけでも、FAXやプリンターでスキャンしても電子化です。
一時期大流行した自炊屋さんもありますし、電子化だけならどこでも出来ます。
仕事としてしている電子化とどこが違うのか?っていうのが電子化を仕事にしている会社の存在意義だと思うのです。
例えばスキャンした時のゆがみ、よごれ、不鮮明さを出来るだけきれいにする。
OCRを掛けて文字を検索出来るようにする。これもご要望に応じて高度なものから標準まで。
ご指定のファイル形式にする。HPにアップする用、保存用、データベース用、配信用などなど。
いろんなご要望に出来るだけご満足頂けるように、技術やソフトを駆使して頑張っております。
出来ない事がないってのが、目標です。
電子書籍の表紙について
電子書籍を出版しました!とかの案内がFBやらなんやらで結構来たりします。
その時、タイトルはもちろんですがやっぱり表紙って見ますよね?
電子書籍は当たり前ですけど、店頭には並びません。
サイトに大体はちっちゃく表紙のみ載ります。新刊じゃなかったら、表紙までもたどり着くのが大変なぐらいです。
なので表紙って結構大事です。ある程度手を入れたもの、センスの良いものであれば、なんか内容もちゃんとしたものの気がしませんか?
いかにも素人くさいタイトルだけの表紙だったりしたら、内容も素人が書いた大した事ないような気がしてくるものです。
同じ主題で検索した場合、いくつかあるうちのどれを選びますか?
もちろん内容紹介も読むでしょうけど、人も本も第一印象ってすごく大事です。
表紙は本の顔なんです。
ぜひいい顔の本を作って欲しいです。
セルフ出版について
電子書籍やプリント・オン・デマンド出版が出来たおかげで誰でも気軽に出版が出来るようになりました。
これ自体は悪くはない事だと思うんですけど、ブログやTwitterと違って書籍にするものって、ちゃんと編集・校正をしたほうが絶対いいと思う。
私が本に対するリスペクトというか思い入れがあるのも確かですが、本って電子書籍だろうとなんだろうと基本永久保存版なんです。
しかもいろんな人が読む可能性があるというか、いろんな人に読んでもらうために出版するはずです。
だからたとえセルフ出版であっても、誰かに読んでもらってからの方がいいと思います。
でも友達や夫婦だとなかなか率直な意見って難しいですよね。
書いたものを褒められたことしかないって人、結構います。
でもね、有名な作家さんだって何回も編集・校正するんですよ?
まず誰が読んでも理解出来る文章であること、これが最低条件かなあと思います。
確かに編集をプロに頼むとお金はかかります。
客観的な第三者な読者って結構大事です。それがプロなら尚良しってとこです。
著者の伝えたいことをちゃんと伝えるために、編集者は頑張っているのです。
それが高いか安いかは、いろんな出版社がいるので難しいところですが。。。
電子書籍制作について
原稿から、印刷データから、冊子体から、古書から等々。
いろんな状態のものから電子書籍化するのですが、多くて時間がかかるのが冊子体からのものです。
印刷データが残っていないことが前提なので、古いものや1冊しかなくて裁断出来ない場合もあります。
それを如何に美しく、さも印刷データから作ったかのように仕上げるかが腕の見せ所なのです。
PhotoshopやPDFの機能を駆使して自動で出来るところと、やっぱり手作業でしなければいけないところとあるのです。
効率よく均一に仕上げるには自動部分を如何に上手く使うかなのですが、これがなかなか難しい。
手作業に大きく依存すると時間もかかるし、品質のムラも出来る。
ってことで事で今日はやり直し。
さて頑張りますか。